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A Closer Look: パワーメーター を使うメリット

A Closer Look: パワーメーター を使うメリット

半世紀前、 パワーメーター は本格的なロードレーサーやプロのアスリートのアイテムでしたが、今ではプロからアマチュアまで、あらゆるサイクリストに愛用されています。 

ペダルにかかるトルクを正確に測定することで、パワーメーターは自分のパフォーマンスを正確に測ることができ、より良い結果を得るためのスマートなライディングやトレーニングを行うことができます。

こちらでは、サイクリングコーチングアプリ「SPOK’D」と協力して、パワーメーターを使うことでどのようなメリットがあるのかを詳しく紹介します。 

最近のパワーメーターには様々なデザインがあり、ボトムブラケット、チェーンリング、クランク、ハブ、ペダルなど自転車のあらゆる場所に取り付けることができます。 

それぞれのデザインにはメリットとデメリットがあります。しかし、下の写真のようなペダルとクランクを使ったパワーメーターは信頼性が高く、頑丈であり、自転車間の移動も簡単な為、最も人気があります。 

パワーメーター VS その他のトレーニング機器 

心拍数モニターは低価格で、バイクでのパフォーマンスを把握するためよく利用されるトレーニング機器ですが、パワーメーターの方が多くのアスリートに好まれている測定器です。理由は以下の通りです。

より信頼性が高く、一貫した測定が可能 

自分の体の長所と短所をより深く理解することができます

トレーニングの効率を高めることができます

パワーメーターの設定方法 

パワーメーターを使ったトレーニングで最大限の効果を得るためには、まず自分のパワーゾーンを設定することが重要です。パワーゾーンを設定することで、ロードやトレイルでのペダリング力を把握することができ、サイクリング・コーチング・アプリ「SPOK’D」のトレーニング・プランに沿ったトレーニングを行うことも可能です。 

パワーゾーンの設定には、以下の4つの簡単なステップを踏む必要があります。

  1. 20分間のテストライド。
  2. 20分間の平均パワー×0.95を算出する。
  3. FTPを算出する 。
  4. FTPをパワーゾーン計算機に入力する。

自分のパワーゾーンを把握した後、SPOK’Dで自身のトレーニングプランを構築します 

パワーメーターを使うメリット 

パワーメーターとは何かをこれまで説明しましたが、ここからはパワーメーターを使ってトレーニングやライディングをすることで得られる主なメリットを見ていきましょう。 

瞬時に得られる信頼性の高いデータ 

パワーメーターを使ったトレーニングでは、瞬時にデータを得ることができます。ペダルを踏み込むと同時にデータが計測されます。これは、特定のパワーゾーンにとどまろうとしている場合に特に役立ちます。例えば、前方のグループに追いつく為に急な加速をした後も前方集団で走れるだけのパワーを知り、レースに生かすのにパワーメーターが役立ちます。 

同様にこのデータは、セッション全体でのあなたのライディング強度を調整し、ライディングのペース調整を可能にしてくれます。誰にでも経験があると思いますが、序盤にハードな走りをしたために、最後の数キロでエネルギーが枯渇してしまうことがあります。

自分の体をより深く理解する 

次に自分のパワーレンジを利用して、10秒から1時間のパフォーマンスを把握できる個人用パワープロファイルを作成することができます。この情報を元に短時間でパワフルな動きをするためには何が必要なのか、あるいは長時間持続するためには何が必要なのかをより深く理解することができます。 

例えばロードレーサーであればクリテリウムでのスプリントパフォーマンスを向上させたり、スポーツライダーであれば、次のグランフォンドに向けてトレーニングを行ったりと様々な状況で役立ちます。 

トレーニングをより効率的に 

パワーメーターは自分のペースを確認したり、トレーニングが必要な部分を特定したりすることができるため、効率の良いトレーニングを構築、調整することができます。 

より一貫したデータ収集により、より段階的に目標設定を行うことができます 

パワーメーターは以前にも増して低価格で手に入りやすくなっています。ライディングやトレーニングの効果を最大限に引き出したいのであれば、パワーメーターはあなたの必須アイテムとなるでしょう。 



Kento Yokoyama

Kento Yokoyama

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